2011年9月14日水曜日

Web屋は Jimdo=「みんなのビジネス」オンラインとどう向かい合うか

それにしてもやってくれました。Googleは。
KDDIのサービスJimdoを取り込んじゃっても~~~~う。

さて、昨今「ブログ」って何?って聞く人はもういません。「ブログ」は「ブログ」で定着しているからです。
でもブログなるサービスが始まった黎明期の頃は、ブログって何?って説明を求められることも多かったので、「まぁ日記みたいなものだよ」と答えたものです。

現在このブログは幅広く定着していて、個人でまたビジネスでも大勢の方が活用しています。
このブログというサービス、それは現在よく言われるCMSツールの走りだと思います。
このブログサービスが始まった後、このブログサービスを自分で作れる Movable Typle などが
SixApart から登場しました。それによってブログを提供している会社を経ずして、自分が借りているサーバーに自分なりのカスタマイズしたブログを開設することが可能になりました。(現在ではWordPressなどが主流になっている)

このブログサービスが無い頃は、情報発信のツールは掲示板などの俗にいうcgiでした。
ところがこのブログが出てからというものは、簡単に情報発信ができるツールとして受け入れられ、またたく間に大勢の人に受け入れられるようになりました。

もちろんブログは万能ではありません。できることが得意な分野もあれば、できないこともあります。ですから、現在でもいわゆるホームページ(静的なページ)とブログは併用されています。






前置きはここまでにして、今までホームページを簡単に作れるツールと言うものが存在していましたが、やはり私がいま注目しているKDDIのJimdo(ジンドゥー)は一歩先をリードしているサービスだと考えます。

前回の投稿で書いたように、JimdoはLEGOのようにブロックを組み合わせてホームページを作成する超お手軽ツールです。しかも、出来上がりのホームページは、いわゆるWeb屋(えっ、私のこと・・・その通り)がお金をもらって、簡単なページを作るのと同じくらいのクオリティーのものができちゃう優れモノです。

もちろん、それは一応「できちゃう」というレベルのもので、そこそこスマートなサイトを作るためには、それなりのデザイン力が求められるので、ここに「Web屋」の領域が広がっているのです。


やはり、素人が作るクオリティーとプロが作るクオリティーでは違いがあります。


論より証拠 Jimdo にも Expert という存在がありこの方々は、Jimdoサービスに長けておられる方々です。このページをご覧ください http://jp.jimdo.com/partner/expert/


考えてみてください。もちろん、Jimdoを使ったサービスは誰でも作れます。
しかし、たかだか自分のサイトを作ったり修正したりしているだけです。

しかし、Expertの方々はオリジナルのHPを作りながら、Jimdoのサービスの良い点悪い点を理解し、それに立った視点で、Jimdoサービスを使ったホームページのビルドを行っているのです。
しかも、いくつもの案件をこなしていますから、腕も違います。

ここにWeb屋の生き残る道があると思います。

今後、Jimdoのようなサービスが他社から出てくる可能性はあるでしょう。
そうすると、こういうサービスの戦国時代になってきます。
現在は、Jimdoだけが一人勝ちの世界ですが、そういう時代が来たらどうでしょうか?

Web屋も自分の立ち位置を十分見極めながら、時にはこういうサービスを使う勇気を持たないといけないかもしれません。いや間違いなくそうなるでしょう。

ますます、単なるWeb屋は食うのに困ってきます。。





0 件のコメント: