IdeaPad s9eのタッチパッド面積は少ないけど、ThinkPadと同じ、synactipsのタッチパッドドライバが使われている。
特殊な使い方はあまりしないと思うが、ブラウザなどで頻繁に行う操作として、スクロールがあげられる。
タッチパッドの右側に青い筋が入っているのは一目瞭然だが、面積の小さいタッチパッドを有効に利用して、マウスのホイールよりも効率よくスクロールする仕組みが隠されている。
それはカイラルモーションという仕組み。
マウスのヘルプからの引用文をそのまま、下に掲載します。
「バーチャル スクロールは、これまでのスクロール方法にはない画期的な新しい方法です。バーチャル スクロールは自動的にスクロール バーを動かすので、作業位置からポインタを動かす必要がありません。
バーチャル スクロールは、ワープロ文書、スプレッドシート、大きなデジタル イメージなど、ほとんどのスクロール可能なウィンドウで使用できます。また、ファイル リストやフォント リストなどのその他のスクロール可能な項目にも使用できます。
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ユニークなバーチャル スクロールである ChiralMotion (カイラルモーション) スクロールでは、スムーズに円を続けて描くことで連続してスクロールさせることができます。スクロール速度は指の動きで調整できます。速くスクロールするには、小さく速く円を描きます。ゆっくりスクロールするには、大きくゆっくり指で円を描きます。円を描く方向を逆にすると、スクロール方向を反対にすることができます。
垂直スクロールを使用するには、以下の手順で操作します。
1. [垂直スクロールを使用する] チェック ボックスを選択します。
2. スクロールするウィンドウまたは項目をクリックします。
3. TouchPad の右端で、スクロールする方向に指を上または下に滑らせます。
ChiralMotion (カイラルモーション) で垂直にスクロールするには、以下の手順で操作します。
1. [垂直スクロールを使用する] チェック ボックスと [ChiralMotion スクロールを使用する] チェック ボックスを選択します。
2. スクロールするウィンドウまたは項目をクリックします。
3. TouchPad の右隅付近に指を置きます。
4. スクロールする方向に指を上または下に滑らせ、円を描き始めます。時計回りまたは反時計回りに円を描く際に指が TouchPad の中央に向かってもかまいません。
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タスクトレイの下にこのバーチャルスクロールを使うと、くるくると回転するアニメーションのアイコンが出てきたことを不思議に思った方もいると思うが、これがカイラルモーション。
バーチャルスクロールの始まりは、タッチパッドの右側で、上下スクロールを始めるが、その後は、指をタッチパッドから離さずに 「円を描く動作」を続けることによって、スクロール機能をこのタッチパッド全体を使って行うことができるというもの。
これは便利ですね。
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